中古物件を購入する際に利用できる住宅ローンは?
住宅を購入する際、多くの人が利用することになるのが「住宅ローン」です。中古物件を購入する際には、どのような住宅ローンが利用できるのかご存知でしょうか?
住宅ローンを利用して中古物件を購入する際に知っておくべき注意点などについてお伝えします。
中古でも新築と同じ住宅ローンが利用できる
住宅ローンと言うと「新築の際に利用するもの」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし実際には、新築だけではなく中古物件を購入する場合にも各金融機関が用意している住宅ローンを借り入れることが可能です。中古物件購入専用のローンがあるわけではありません。
リノベーション物件を購入する際の住宅ローンは以下のことを考慮してください。
- 住宅ローンは物件とリノベーション工事費用をセットで申し込める
- リノベーションの費用やプランを物件購入前に見積もりを出してもらえる
- ワンストップサービスの会社に依頼する際は、住宅ローンの利用もスムーズで、理想の暮らしを手に入れることができる
ただし、中古物件を購入する場合には新築の場合とは異なる注意点もあります。
次項で住宅ローンを利用して中古物件を購入する際の注意点をご紹介します。
中古物件購入の際の住宅ローンの注意点
中古物件購入に住宅ローンを利用する際には、以下のような点に注意しましょう。
- 住宅ローンの検討、申し込みは早めに
新築の場合と異なり、中古物件は購入が決まってから引き渡しまでの期間が1ヵ月など短期間になるケースが多いです。一方、住宅ローンの申し込みから融資が下りるまでには1ヵ月程度かかるのが一般的です。つまり、購入が決まったらすぐに申し込みをする必要があるのです。中古物件購入の場合は、物件探しと並行してあらかじめ住宅ローンについての情報収集や検討を行い、どの住宅ローンを利用するのか見通しを立てておくことをおすすめします。
- 諸費用も考慮して借入額を決める
中古物件購入時には、物件価格に加えて各種手数料や税金などの「諸費用」がかかります。中古物件では仲介手数料がかかるため新築物件と比べて諸費用が高くなることが多く、諸費用の目安は物件価格の6~10%程度とされています。諸費用は現金で支払うのが原則なので、住宅ローンの頭金に回せる自己資金がその分少なくなることを頭に入れておく必要があります。借入の希望額は諸費用分を考慮して決めるのが大切です。
- 住宅ローン控除は中古物件購入でも利用できる
所得税の住宅ローン控除は、中古物件購入の場合でも要件を満たせば利用できます。ただし中古物件の場合は築年数の制限が設けられており、マンション以外の場合は築20年以下、マンションの場合は築25年以下が対象となります。物件選びの際には、この点にも注目しておくと良いでしょう。
以上、中古物件購入で利用できる住宅ローンと、利用の際の注意点についてお伝えしました。リノベーションのための中古マンション購入を検討なさる際の参考になさってください。
✐記事制作
戦略マーケティング&PR部
✐記事制作:戦略マーケティング&PR部
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