中古マンションを購入したい! 大まかな流れを把握しよう
中古マンションを初めて購入しようと考えたとき、何から始めればよいのかわからないという人もいると思います。今回の記事では、物件の選び方から契約手続き・引っ越しまでの大まかな流れを、順を追ってご説明します。
流れを把握しておいて、マンション購入に役立ててくださいね。
まずは資金計画→条件を挙げて物件探し
物件探しの前に、まずは自分の収支からマンションの購入予算を考える必要があります。
住宅ローンを組めるのは年収の5~6倍までといわれており、この金額に「貯金」「親などの資金援助」を上乗せしたものが総予算となります。そこから不動産会社に支払う仲介手数料や登記費用などの「諸費用」を差し引いた金額が、中古マンションの購入に使える費用となります。
物件探し
予算が決まったあとは、物件探しです。中古マンションを選ぶときは、「築浅」「設備が充実している」など、譲れない条件をいくつか決めておきましょう。希望の条件がある程度固まったら、物件検索サイトを利用したり、不動産業者の仲介サービスを利用したりして、気になる物件を紹介してもらい内覧へ行きましょう。このとき、事前にチェックしておきたいポイントをまとめておくと内覧の際に役立ちます。さらに、チェックしたポイントをメモに残しておけば、別の物件を内覧したときにも比較しやすくなりますよ。
また、建物の耐震性や管理状態、資産価値などのデータをチェックすることも大切です。特に耐震性については「新耐震基準であること」もしくは「耐震適合証明を受けている」かどうか、不動産業者に確認しておきましょう。同時にマンションの修繕歴や改修工事などの管理状態も忘れずにチェックしてください。
マンションの建っているエリアは資産価値に大きく関わっており、安全で便利な立地にある物件は資産価値が高くなる傾向があります。周辺の駅や商店、病院などの生活インフラのほか、ハザードマップも確認しておきましょう。
購入申し込みから引き渡し、マンションへ引っ越し完了
希望の条件に適ったマンションが見つかったら、購入申込書を提出して購入申し込みをします。その際に住宅ローンの事前審査として年収や勤続年数、債務状況を審査され、翌日から1週間後ほどまでに結果が出ます。
ただし他に何人も購入希望者がいる人気物件の場合は「ローンが組める可能性が高いこと」をアピールするため、内覧や購入申し込みよりも先に事前審査を行う場合があるようです。
事前審査を通過して売主と交渉し、話がまとまったら売買契約を結んで、住宅ローンの本審査です。審査には2週間~1ヵ月程度かかり、審査が通れば本契約となります。
ローン契約・決済のあと引き渡し
物件に関する重要事項の説明を受け、売買の契約締結が終わると、今度は金融機関とローン契約を結びます。融資が行われ決済と引き渡しが済めば、晴れてマイホームが手に入ります。
引き渡し手続きの際に鍵を受け取ったら引っ越しが可能となりますが、引っ越しをしたらまずは設備などに不備がないか確認しておきましょう。もし設備に不備があった場合は、引き渡しから7日以内に申し出れば、売主負担で修繕してもらえますので、すぐに引っ越しができない場合でもマンションの設備などの不備の確認だけは先にしておくべきです。
中古マンションを購入するなら、早めの行動が大切!
中古マンションの購入にはさまざまなプロセスと時間が必要ですので、早め早めに準備をしておくことが大切です。また、物件を探し始める時期が早ければ、複数の物件を比較しやすくなるメリットがあります。不動産業者に相談しながらどんどん内覧に行き、希望条件に適う中古マンションを見つけましょう!
✐記事制作
戦略マーケティング&PR部
✐記事制作:戦略マーケティング&PR部
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