コラム

千葉県印西市
ごみ出し事情完全解説!
指定袋の使い方と分別方法

住みやすいと話題の千葉県印西市ニュータウンのごみ捨て事情とは?

印西市のごみ捨て事情

(2025年4月更新)

こんにちは!

千葉県を中心にリノベーション事業を展開している「フリーズライフ」です。

私たちは印西市も対応エリアのひとつとして、これまでに多くのご家庭に住まいをご提案してきました。

 

新しい場所での暮らしは、期待とともにちょっとした不安もつきものですよね。

特に、引っ越し直後に「意外と難しい…」と感じやすいのがごみ出しのルールではないでしょうか?

 

このごみ、どう分別すればいいの?
プラスチック製容器包装用指定袋って何だろう

 

そんな戸惑いの声を、実際によく耳にします。

印西市は環境美化に力を入れている自治体としても知られており、ごみの分別ルールもきちんと定められています。

初めのうちは複雑に感じるかもしれませんが、ポイントさえ押さえておけばすぐに慣れて、日々の暮らしもスムーズになります。

 

このコラムでは、「燃やせるごみ」や「資源物」などの基本的な分類から、印西市独自の分別ルールや指定袋の使い方まで、知っておくと便利な情報をまとめました。

新生活を気持ちよくスタートさせるためにも、事前のチェックがおすすめです。

 

それではさっそく、印西市のごみ出し事情を詳しく見ていきましょう!

※この記事は2025年4月時点の印西市公式ホームページの情報を参考にしています。

印西市のごみ袋制度とは?

千葉ニュータウン中央駅

印西市の分別ルール

千葉県印西市では、住民一人ひとりがごみを適切に分別し、環境への負荷を減らすためのルールが設けられています。

 

・燃やすごみ(台所ごみ、紙くず類)
・燃やさないごみ(陶磁器類、傘など)
・有害ごみ(蛍光管、乾電池など)
・粗大ごみ(家具類、家庭用電化製品など)
・資源物(紙類、ビン、カン、ペットボトルなど)

 

【施設での拠点回収】
・使用済小型家電(携帯電話、ドライヤーなど)
・廃食油

 

分別の徹底によって、再利用できる資源が無駄なく活用され、ごみ処理も効率的に行われます。

日々のちょっとした意識が、地域全体の暮らしやすさにつながっていきます。

指定ごみ袋と正しい使い方

千葉県印西市では、ごみの正しい分別とスムーズな収集のために、市指定のごみ袋を使うルールが設けられています。

指定袋は3種類あり、「燃やすごみ用」「燃やさないごみ用」「プラスチック製容器包装用」に分かれています。

袋ごとに色が異なり、視覚的にもわかりやすく工夫されているため、分別もしやすくなっています。
印西市指定ごみ袋
出典:印西市公式ホームページ

 

それぞれの袋には対象となるごみが決まっていて、たとえば「燃やすごみ用」には生ごみや紙くず、「燃やさないごみ用」にはガラスや金属、陶器類など、そして「プラスチック製容器包装用」には、食品トレーやケチャップ容器といった、商品を包んでいたプラスチック容器が該当します。

 

決められた袋に、ルールに沿って分別したごみを入れることで、印西市のごみ処理がより効率的に行われ、環境への配慮にもつながります。

市で収集できないごみ

印西市では、一部のごみについては市の収集対象外とされており、集積所へ出すことができません。

対象外となる品目は、購入店舗または専門の回収業者に引き取りを依頼する必要があります。

主な収集不可の品目には以下のようなものが含まれます。

 

タイヤ・バッテリー・廃油・ガスボンベ・浴槽・大型流し台・農薬・薬品・コンクリート屑・ブロック・レンガ・農機具・砂・土・スプリング入りマットレス・オートバイ・原付バイク・ドラム缶・ピアノ・金庫・建築廃材・産業廃棄物など

 

また、家電リサイクル法の対象となる家電製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫)や、資源有効利用促進法に該当する機器(パソコン本体、モニターなど)、そして消火器なども市では回収できません。

これらのごみを誤って集積所に出すと、回収されずトラブルの原因となることもあります。

処分の際は、各品目ごとの対応方法を事前に確認のうえ、適切な手段で処理を行ってください。

ごみ収集車

ごみの収集時間や管理について

印西市では、ごみの出し方に関する細かなルールが設けられており、地域の生活環境を守るためにしっかりと運用されています。

ごみは、各地域で決められた収集日の当日朝8時30分までに、集積所へ出すことが必要です。

前日の夜に出すと、動物による被害や、近隣住民とのトラブルにつながる恐れがあります。

 

また、集積所の清掃や管理は地域住民によって行われています。

そのため、該当地域に居住していない方のごみ出しは控えるよう求められています。

地域全体で快適な住環境を保つためにも、ルールを守る意識が大切です。

 

さらに注意したいのが、事業所から出る「事業系ごみ」の取り扱いです。

家庭ごみとは異なり、集積所に出したり、粗大ごみとして申し込んだりすることはできません。

これは事業者の責任で処理する必要があり、法律に基づいた適切な対応が求められています。

 

また、大量のごみを一度に処分する場合は、印西市のクリーンセンターへ自己搬入するか、市の許可を受けた収集業者に依頼するなどの方法が推奨されています。

粗大ごみの出し方やリユースについて

リユース家具

捨てるだけではなくリユースという選択肢

印西市では、ごみの適切な処分に加え、再利用(リユース)による環境配慮も推奨されています。

その一環として注目されているのが、不用品を「ごみ」ではなく「資源」として再活用する方法です。

 

たとえば、まだ使える家具や家電、趣味で集めたコレクションなど。

こうしたアイテムは、処分するのではなく、売却によって次の使い手に届けることができるかもしれません。

そんなときに便利なのが、印西市が提携している「おいくら」という買取サービスです。

このサービスでは、複数のリユースショップにまとめて査定を依頼することができ、提示された価格を比較した上で、最も条件の良いショップに売却することが可能です。おいくら一括査定の流れ
出典:印西市公式ホームページ

わざわざ複数の業者に連絡をとる手間がなく、効率的に不用品の整理が行えます。

自宅にいながら不要品を売却できるため、搬出の負担や処分費用をかけずにリユースへつなげられる点も大きなメリットといえるでしょう。

 

ただし、注意点もあります。

再販が難しい品物については、買取対象外となる場合があります。

サービスを利用する際は、利用規約や注意事項を確認し、自身の判断で利用することが大切です。

粗大ごみの収集と注意事項

引っ越しや模様替え、大掃除のタイミングで発生しやすいのが粗大ごみ。

印西市では、粗大ごみを出す際に事前の申し込みが必須となっています。

処分を希望する方は、あらかじめ粗大ごみ収集事務所(TEL0476-80-8686)に連絡を入れる必要があります。

 

申し込み受付の時間は、平日の午前8時30分から午後5時まで(土日を除く)

当日の申し込みには対応していないため、収集希望日の前日までに余裕を持って連絡することが大切です。

申し込み後は、収集日や収集場所、出し方などの指示が伝えられるので、それに従って対応する流れになります。

なお、申し込みをしていない粗大ごみは回収されないため、必ず事前の手続きを忘れずに行いましょう。

 

また、サイズが縦180cm×横90cm×奥行90cmを超えるような大型品や、大きな樹木類などについては、そのままでは収集が難しいケースもあります。

こうした場合は、できるだけ小さく解体するか、市の許可を受けた処理業者へ相談するのが安心です。

 

正しい手順で粗大ごみを出すことで、スムーズに処分が進み、地域のごみ収集も円滑に行われます。

印西市での生活を快適に過ごすためにも、ルールをしっかり押さえておきたいですね。

まとめ

ごみ出し

適切なごみ出しで快適な印西市生活へ

いかがでしたでしょうか?

 

印西市で快適な生活を送るためには、ごみ出しのルールを正しく理解し、守ることが欠かせません。

分別方法や収集日、指定袋の使い方などを把握しておくだけで、日々の手間が軽減され、無駄なトラブルを防ぐことにもつながります。

 

適切なごみ捨ては、地域の美観や衛生を保つだけでなく、自分自身の暮らしをより快適にするための大切な習慣です。

ちょっとした心がけが、気持ちのよい生活リズムを整えてくれます。

 

新しく印西市に転入された方も、今一度ルールを確認し、スムーズな新生活のスタートに役立ててみてください。

 

適切なごみ出しをして、印西市で心地よい毎日を育んでいきましょう。

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